7月13日(水)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] 味噌汁でカンパイ!(2):笹乃さい(ISBN9784091273499)
- [COMICS] ふだつきのキョーコちゃん(7):山本崇一朗(ISBN9784091273536)
- [COMICS] 人狼教室:鈴木狂太郎(ISBN9784894656987)
以上、秋葉原COMIC ZIN、オータムリーフなどにて捕獲
▼いろいろかんそーぶん
@ 『人狼教室』:鈴木狂太郎(ISBN9784894656987)。エロ漫画。 COMIC阿吽誌にて発表された表題長編+読み切り短編1本をまとめた一冊。 圧倒的野生、圧倒的超オス…その男の前で全ての少女は女に目覚める。 属性的には処女、初潮、発情、JS、スパッツ、下着、巨乳、貧乳、てのひらサイズ、ハーレム、乱交、NTR、獣耳などなど。
- 野生と呼ぶにはそれはあまりにも野生すぎた。オスと呼ぶにはそれはあまりにもオス過ぎた。 ごく平凡で平和なクラスであった6年2組に赴任してきた臨時教師「大神」。 泰然と構える彼が放つオスの匂いの前に クラスの少女たちは一斉に「女」としての目覚めを迎える。 大神との間だに子を成すために、大神の子種を求めて群がるクラスの少女たち。 大神はそんな少女たちを拒むこと無く、等しく受け入れる。 その日からクラスの授業は種付けの場へと変貌したのだった。果たして大神の正体とは、そして少女たちの運命の行く末は …『人狼教室』全7話
- 親友の少女に懸想するもう一人の少女、そんな少女の想いを知った親友の兄は悪魔の取引を持ちかける。 鬼畜男の毒牙に掛かる二人の蕾の散華、そして…『蕾2輪と豚野郎』
ひと目で分かる独自性の高い絵柄と、物語性の強い作品、そして炉で定評のある作者さん6冊目の単行本。 今回は超オス教師の赴任によりとあるクラスで巻き起こる濃密な性の饗宴の物語です。
描かれるヒロインさんは絶賛二次成長中な年頃オンリー。 成長度合は様々ですが、総じて細身のボディに薄めのお肉、おっぱいやお尻は成長度合に寄り 巨乳さんから手のひらサイズさんまで選り取りみどりな感じです。 ぷっくり膨らんだおっぱいと、ツンと上向き自己主張する乳首がエッチでいいですなぁ。 巨乳さんのおっぱいは柔らかそうで、乳首を虐めつつその柔らかさを堪能したくなります。
メインとなる長編「人狼教室」。 タイトルでだいたい察しは付くと思いますが、テーブルゲームの「人狼」、 あと「範馬勇○郎」とか「○ルフ○イ」とかそのあたりの要素を組み合わせた感じ…と言えばご理解戴けるかと (身も蓋もない)。
見所は子種を求めて自ら積極的に股を開く17人のヒロインさんたちの痴態っぷりですかね。 ハーレムものではありますが、あくまでも竿役である「大神」先生は自ら求めることはあまりなく、 来る者は拒まず、来たものは平等に幸せにするというスタンスで超然と構えています。 そんなのが相手ですから、メスとして発情し、「大神」との赤ちゃんが欲しいという本能に突き動かされた ヒロイン陣は皆、自ら積極的にアピールしていくしかないわけです。
ここで効いてくるのが、クラスの全女子が…という点ですね。二次成長中で身体付きもバラバラ、 性格だって当然バラバラ。もともと積極的な子も、そうでない子も、派手な子も地味な子も、真面目な子も、遊んでる子も それぞれに発情して、自分たちの身の丈を少し超える形で子種を求めて浅ましく迫ってくるわけですから こりゃもう男冥利に尽きるといえましょう。大神先生視点に立てば。
ですがこのクラス、当然男子もいるわけです。目の前で繰り広げられる狂宴も他人事であれば 夢のような出来事でしょうが、残念ながら作中の男子たちはかなり可哀想な状況に。 「大神」先生の超オスの前に戦わずして敗北させられ、勃起すら出来ずに見守るしか無く、 かつ好いた相手が自ら他の男に股を開く様子を見せつけられるわけですから…ねえ(T-T こちらに感情移入してしまうとなかなかにエグいお話になっています。
エロシーンは基本的にクラス内で。ベッドやオフトゥンの上でのセックスは一切ありません。 授業中は授業をしつつ男根のみでの駅弁ファックや、 教壇の上で尻を突き出すヒロインさんにそのまま後背位挿入など 男前かつダイナミック過ぎるシチュエーションが多数登場します。 大柄な上に輪を掛けて巨大な大神の巨根を、ちいさな身体を目一杯に広げて受け入れ、 最奥を容赦無く突き上げる剛直を健気に感じ、賢明に喘ぎ、 子種を搾り取ろうとするヒロインさんたちの様子は大変眼福でした。 台詞でも「壊れちゃう」や「赤ちゃん欲しい」系の台詞が多く、これも来るものがありました。 まさに子作りセックス万歳ですな:D______
ヒロインさんは17名と人数が多いため、正直ひとりひとりの印象はやや薄めですが お気に入りはボクっ娘ポニテな出席番号1番の相田翼さんかなぁ。快活系の子が 必死に子種汁を求めて頑張るっていいですよね!!<………
てな感じで、属性的な偏りはあるもののハマればガッツリ楽しい一冊でした。 〆の余韻も良く、読後感は良好かと。ハーレム系ではありますが、少女たちの精神的な成長譚でもあります。 愛した相手を護るためにその身を張る、そんな様子がしっかりと描かれた作品でした。
7月14日(木)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] 冥王計画ゼオライマーΩ(12):ワタリユウ/ちみもりを(ISBN9784199505218)
- [COMICS] セントールの悩み(13):村山慶(ISBN9784199505195)
- [COMICS] 事件記者トトコ!(四):丸山薫(ISBN9784047309296)
- [COMICS] 世界八番目の不思議(2):宇島葉(ISBN9784047342408)
以上、秋葉原COMIC ZINなどにて捕獲。
▼いろいろかんそーぶん
@ 『冥王計画ゼオライマーΩ(12)』:ワタリユウ/ちみもりを(ISBN9784199505218)。 コミックリュウ連載。原作版ゼオライマー正統続編シリーズ12巻目。 思わぬ仲間の助けにより窮地を脱した真沙希とゼオライマーX。 しかし超次元システムの鍵である美久を手に入れた鉄神帝國は最終作戦を実行しようとしていたのだった…。
- クラスメートにして、かつて鉄神帝國に操られ敵対した秋山が駆る重鉄神マグナランサーの助力により 辛うじて将軍キモンを下した真沙希とゼオライマーX。 しかし、真沙希は超次元システムを使うほどに自らの中で膨らんでいく 「オリジナル」・若槻魔沙樹の影に怯えていた。 一方、超次元システムの鍵である美久を手に入れた鉄神帝國<ノイエ・ネマトーダ>総帥は、 自らの乗機として黒いもう一体の「ゼオライマー」を作り上げていた。 ついに動き始める鉄神帝國の最終作戦。人類の前に姿を表した黒いXダイバーが死をまき散らす。
今回はインターミッションの巻でした。最後のインターミッションかもしれませんが。 メインは頼もしい仲間となった秋山くんや、ルキウスの思いの吐露や、 整備エンジニアさんたちの事情など、周囲の様子が中心ですね。 色々と問題含みのゼオライマーXに対して、続々と仲間機体が増えていくのは頼もしいですね。 そんな感じで味方はかなり増強された状態ですが、いちばん信用がおけなくてたよりないのが 主人公機ですしねぇ…(苦笑 そうそう易々と活躍させてもらえるかは疑問符が付きます。
そしてやっと触れられ始めた真沙希くんの人格変貌に対する作中の人間の見解がやっと登場。 遅きに失してる巻がありますが、ちゃんと言及してくれただけ評価かなぁと。 どんだけ悠長な事をいってるのかと思わず突っ込みたくレベルでした。
次巻は再びバトル中心になりそうですが、人死にが大量に出そうな予感がひしひしと。 問題だらけの状況のなか、果たして如何に乗り越えて行くのか楽しみなところです。
7月15日(金)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [NOVESL] リラム-密偵の無輪者-:神野オキナ/西E田(ISBN9784042560234)
- [COMICS] 吸血鬼すぐ死ぬ(3)[Kindle版]:盆ノ木至(Amazon)
- [COMICS] AIの遺電子(2)[Kindle版]:山田胡瓜(Amazon)
- [COMICS] オネがい♥ショタいけん:さばねこ(ISBN9784873067155)
以上、Amazonキンドルストア、どこぞの書店、秋葉原オータムリーフなどにて捕獲。
7月16日(土)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] ねじの人々(2):若木民喜(ISBN9784091273635)
- [COMICS] スロースターター:ハルミチヒロ(ISBN9784832235113)
以上、秋葉原COMIC ZINなどにて捕獲。
▼いろいろかんそーぶん
@ 『リラム-密偵の無輪者-』:神野オキナ/西E田(ISBN9784042560234)読了。 ノベルゼロ新刊。神に代わり経済が支配する世界で渦巻く謀略に立ち向かう 美しき元サムライの青年と、彼の背を護る戦古貴人族の元王女、 そして頼もしき仲間たちの始まりの物語。
- 神が立ち去り、神により定められた概念が意味を失い、 「経済」によって全てが決定されるようになって千年が経過した世界。 そこでは「国」は「圏」へ、「王」は「位主」へ、「宗教」は「調律衆」へ、 それぞれに呼び名と姿を変えていた……。 若くして常勝の将としての才覚を持ちながらも、 それが故に実の兄に疎まれ、生まれ故郷である圏を追われた東圏の元第三志士レイロウは、 世界の東西を繋ぐ貿易の要所である圏ロキオルスの第二女志士マリエイラに その類い希なる「房中術」の腕を買われ、彼女の食客としてロキオルスの圏都リーシュにほど近い屋敷で 侍女である戦古貴人族(ウォーエルフ)のリンザと共に暮らしていた。 そんな彼に、久しく無かった「兄」の刺客が襲いかかる。 それはロキオルスにその手を伸ばす暗雲の前触れでもあった。 マリエイラの言外の願いにより、レイロウは表沙汰に出来ぬ方法で、 ロキオルスの危機を回避するため、独自に動き始める。 自らが圏に所属することを示す指輪を捨て、 「無輪者」となった男と、その仲間たちの、兵なき戦争がここに始まる。
作者さんノベルゼロレーベル初登場となる新刊は独特の世界感を持ったファンタジー諜報戦モノ。 いわゆるファンタジー世界ですので、人間以外にもエルフやドワーフなどの種族が登場しますが、 いわゆる「魔法」がないという世界です。世の中のあらゆるものが数値化され、 それらの数値を踏まえて計算された結果の損得が世界の意志決定の大きな要素となっているというのが 面白いところですね。ですが、そのぶん絡繰り仕掛けや機械的なものは発展しているので、 スパイものでお馴染みの秘密道具系のガジェットはしっかりと登場します。
従来のラノベの想定読者層よりも高めの年代をターゲットとするレーベルからの発売ということもあり、 人死にもありますし、アダルト要素もあります。 まあ、エロ小説ではありませんので、程よい程度ですけれども。 主人公であるレイロウが「房中術」の達人であり、それをめいっぱい活用してくれるので シリアスめな物語のあちこちで、艶やかに濡れた華を咲かせてくれます。
主人公の「レイロウ」は、作者さんお得意の女性と見紛うばかりの美男子の系譜です。 気ままな隠遁生活を趣味の料理と、 マリエイラさんと侍女のリンザさんらとの爛れた性生活…もとい治療…で過ごす元志士(王子)さまです。 頭は切れるし、個人の戦闘力も相当のもの、そしてまだまだ謎を持っていそうと 美味しいところを詰め込んだ感じですねぇ。
そんなレイロウと暮らす侍女の「リンザ」さんは長身のウォーエルフ族の女性。 巨大な両手長剣を自在に操る戦士であり、元々は北方の小国の女位主(女王)であったという曰く付きの美人お姉さんです。 レイロウに対して絶対的な忠誠を誓い、普段は侍女として従いながらも、 事が起きれば有能な右腕、荒事では背中を預けられるパートナーでもあるというこちらも なかなかに美味しい役どころですね。頼れるクールなお姉さん系なのに レイロウにメロメロなのもポイント高いところです。お仕置きとかご褒美にキュンキュンしてる様子が可愛いですなぁ。
もう一人のヒロインである女志士(姫)「マリエイラ」さん。 生まれついての病弱で貧弱な身体を、レイロウの房中術により治し、 姫として圏難に果敢に当たろうとする、護りたい系でありながらもハッキリとした力強い意志を持つ… そんな女性です。当然、レイロウとは幾度となく肌を重ねた間柄で、彼に惹かれているのは 間違いないのでしょうが、そんな女性的な一面と、姫として大局を見据えて冷徹に動く、そんな一面の ギャップがとても印象的でした。そういう女性を責めたてて甘い声をあげさせるってのも背徳感あっていいですよね
それ以外にもレイロウの元で動く印象的な仲間達は多数登場します。 個人的に特に好きなのはブルム爺さんですかね。やっぱりこうスパイモノにはトンデモ秘密道具が欠かせませんから。 無理難題に悲鳴をあげつつも、面白い企画ならきっちり仕上げてくるあたりが好感度高いです。 あとは、タグロ夫婦も微笑ましくも頼りがいがあって好きです。
物語も捻りが利いていてなかなかに良かったかと。冷酷で無慈悲な相手と戦いながらも、 人としての情と理性を忘れないレイロウらの様子は安心して読めるものでした。 レイロウさんは超人的な人物ですが、ひとりで全てを処理出来るわけではなく、 頼もしい仲間達の力を借りつつの戦いなのだというのも印象的でした。
以上、作者さんのお得意の要素はふんだんに入れ込みつつ、意欲的な設定と 魅力のあるキャラクターを配置したポイントの高い新館でした。 物語としては始まりの物語という形で完結していますが、 いろいろと続編への伏線は残しつつの終わりですので、続編を楽しみにしたいところです。 売れ行き次第でしょうから、手に取ってくれる人がひとりでも増えることを祈りつつ…。
7月20日(水)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] こちら女子社員専用性処理課:五十嵐唱乃(ISBN9784799504543)
- [MAGAZINE] COMIC LO 2016/09
以上、秋葉原オータムリーフなどにて捕獲。
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)