2月1日(土)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [NOVELS] 艦隊これくしょん-艦これ- 一航戦、出ます!:鷹見一幸/GUNP(ISBN9784041011980)
- [COMICS] 共学高校のゲンジツ(3):伊丹澄一/さぬいゆう(ISBN9784091860705)
- [COMICS] 許嫁協定(3):フクダーダ(ISBN9784041209592)
- [COMICS] パコパコしちゃう♥:草津てるにょ(ISBN9784862692870)
- [COMICS] ちちまつり:いちまつ(ISBN9784862692894)
以上、秋葉原COMIC ZIN及びオータムリーフにて捕獲。
▼いろいろかんそーぶん
@ 『艦隊これくしょん-艦これ- 一航戦、出ます!』:鷹見一幸/GUNP(ISBN9784041011980)読了。角川スニーカー文庫新刊。DMMで展開中のブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」のノベライズ版スニーカー文庫からの第一弾。 平和な海を取り戻すため、船霊を宿す艦娘の戦いは続く…。
- 突如出現し、人類から平和な海を奪い去った「深海棲艦」。 人類の力では太刀打ちできない「深海棲艦」の脅威に対し、人類は 妖精たちの助力を得て「艦娘」と呼ばれる少女たちを召喚し、これに対抗していた。 「艦娘」たちは、人類の中から選び出された「提督」の指揮のもと、 鎮守府を中心とした反攻作戦を展開。 数多の失敗と試行錯誤の上で、 鎮守府周辺海域及び南西海域をその手に取り戻しつつあった。 その頃、各地で従来とは比較にならない脅威を秘めた深海棲艦が出没し始める。 事態を重く見た提督は、その原因と思われる 南方海域サンタクロース諸島の泊地に潜む「泊地空母姫」の討伐を決断する。 だが、無謀とも思える作戦に艦娘たちの動揺は大きく……。
各方面で大人気の艦これのノベライズは 複数のラノベレーベルで展開されるようですが、今回のこれはスニーカー文庫版。 あのゲームの世界観がどのように表現されているのかが注目点でしたが、 全体的にかなりゲーム本体に寄せた作りになっていて、世界観の補強という 意味合いでもかなり良い教材になる一冊かなと思います。 まあ、色々と細かい部分はやっぱり説明が足りないですし、 どこまでがオフィシャル設定扱いなのかはわからんのですけれどね。
多くの艦娘たちの中、こちらの本で主役を張るのは第一航空戦隊の 正規空母・赤城さんと同じく正規空母の加賀さん……と見せかけて 実は各章ごとでフィーチャーされる艦娘が変わる構成になっています。 サブタイトルになってるだけあって、一航戦組はやや優遇されてますが、 天龍田、長陸奥、妙高四姉妹、第六駆逐隊(暁・響・雷・電)などもガッツリと 活躍します。
ゲーム本編での燃費の悪さから、
すっかり食いしん坊キャラにされてしまった赤城さんはこちらでも
食べ物に相当弱い人扱いされてしまってますね。でも優しく面倒見の良いお姉さん
でもやるときはやる人という感じなので、お姉さんスキー的には
大変魅力的だったかと。加賀さんも赤城さんにドギマギする様子や
クールな激情家っぷりが強調されていて○でした。
やたらに脳筋男前な長門さんとかも美味しゅうございました。
あそこまで考えるな感じるんだ!!な人だとは思ってなかったよ!!>長門さん
特に天龍、龍田と第六駆逐隊の章は、繰り広げられる戦闘も熱く、 天龍と龍田のラブラブ姉妹っぷりもたいへん美味しくて御馳走様でした。 面倒見のよい姉御な天龍さんはもちろんのこと、 龍田さんの微妙に薄幸そうな感じがやっぱりそそりますよね(何
個人的に面白かったのは「武装開発」にあたる部分の描写ですかね。 ゲーム中でもあちこちで登場するいわゆる「妖精」さんたちがどのような 役割を果たしていて、かつどのように武装が開発され、さらに艦娘たちが どのようにして装備するのかが描かれていて、現役提督としては思わずニヤリと してしまうと思います。秘書艦要素や、資源投入、開発の成否、運試し感なども 取り入れられていていますしね。本当、「それ」でいい装備が出るなら ゲームでもやりたいんですけれど(苦笑
ストーリー面はゲーム本編でも繰り広げられるイベント海域戦の流れを追いつつ、 局面局面の提督及び艦娘たちの様子を描くという感じで、お話を楽しむというよりは キャラクターとシチュエーションを楽しむといった要素が大きかったかなと。 なお、戦闘シーンは内容の厚みに差はあれど、なかなか熱い内容となっており、 「艦娘」の戦いがどのようなものなのかというのを想像するよい補強材 になっていると思いました。
名前をあげなかった他の艦娘たちも多数登場しており、 ゲームのプレイヤーならまず間違い無く楽しめる一冊だと思います。 特に苦しいイベント戦をひーこら言いながら駆け抜けた経験のある提督なら 涙無しには読めないかもしれません(笑 ゲーム本編では語られない「艦隊これくしょん」の世界をより理解するためには 最適の一冊だと思いますよ。お話的には続けられそうですが、さてどうなるのかな?
2月3日(月)[日別]
▼いろいろかんそーぶん
@ 『艦隊これくしょん-艦これ- 陽炎、抜錨します!』:築地俊彦/NOCO(ISBN9784047292666)。 ファミ通文庫12月の新刊。DMMで展開中のブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」の ノベライズ、ファミ通文庫からの第一弾。
- 辞令により、慣れ親しんだ呉鎮守府を離れ、 横須賀鎮守府へとやってきた駆逐艦陽炎型一番艦「陽炎」。 新たな環境への期待と不安に包まれながら、 横鎮の扉を叩いた彼女を待っていたのは、 爪弾き者の駆逐艦娘たちへの教導任務だった。 なれない教導と個性的でまるで言うことを聞かないメンバーに振り回されながらも、 一週間後に予定された特別駆逐艦演習での上位入賞へ向けて、 陽炎たち第十四駆逐隊の猛特訓が始まる。 はたして彼女らの行く手に待ち受けるものとは。
購入はしたものの積んでしまってたのを、 スニーカー版との方向性比較がしたくて積み崩し。
妖精さんや召喚などかなりファンタジー寄りの設定だったスニーカー版に比べると、 こちらは「ややリアル」寄りの印象。 鎮守府の設備や運営の様子もあくまでも軍隊、軍事基地の延長線上という描写ですね。 時代設定的にもスマートフォンなど「現代」を思わせる単語がちらほらと。
登場する主な艦娘は、 陽炎、曙、皐月、文月、霰、潮。その周囲を固める形で 愛宕、高雄、金剛四姉妹、不知火という面々。 お話は陽炎を中心にそれぞれの事情からバラバラだった 第十四駆逐隊の面々がぶつかり合いながらも、 成長、結束してゆくという王道のもの。 なので陽炎、曙、皐月、文月、霰、潮らの描写がメインになります。
皐月が脳筋だったり、曙が不良艦娘と呼ばれてもしくは積み木くずしだったり、 文月が病的な霰至上主義者だったり、 霰が非コミュだったりといろいろ「特徴的」な設定になってましたが、 その理由付けが物語の骨組みに組み込まれていたので、 納得感のあるお話にはなっていたと思います。
あとは愛宕さんが秘書艦として活躍するので愛宕さんファンも楽しめるかと。 ぱんぱかぱーんな胸部装甲もイラスト多めですしね。
艦娘たちの日常。特に演習の様子、 戦闘時の描写はかなり気合いを入れた描写になっているので、 そのあたりは世界観を掴む良い教材になっているかと。
ただ、個人的に作者さんの描写する「周囲の悪意」がずーっと苦手なのですが、 今回もそのあたりはいつもの通りでかなりゲンナリ。 特に今回は有象無象ではなくて、名も無き艦娘がその役を担っているので、 そこはどうにも受け付けませんでした。
とはいえ全体としては十分に楽しく、 読み応えのある内容でした。 特に陽炎のお気に入り度はかなり上がるハズです。 艦これファンなら読んで損はありません。 第二巻もすでに発売予定されているようなので楽しみに待ちたいと思います。
2月5日(水)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] 僕は彼女の実験体!:ズッキーニ(ISBN9784887745100)
- [MAGAZINE] COMICポプリクラブ 2014/03
- [DOJIN] 双蜜月-草凪蜻蛉線画集-:WiNDY WiNG(草凪蜻蛉)
- [DOJIN] レオパル本21の2続:ドレポール(レオパルド WCW)
- [DOJIN] 正規空母の姦通事情:ゆ。(艦これ ショタ×加賀)
- [DOJIN] 有罪証拠物件四号:比村乳業(比村奇石 ディーふらぐ!高尾部長)
以上、秋葉原オータムリーフ、COMIC ZIN及びメロンブックスなどにて捕獲。
2月8日(土)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] はねバド!(2):濱田浩輔(ISBN9784063879551)
- [COMICS] 実は私は(5):増田英二(ISBN9784253221726)
- [COMICS] 危ノーマル系女子(2):真田ジューイチ(ISBN9784593857678)
- [MAGAZINE] まんがタイムきらら 2014/03
- [MAGAZINE] COMICアンスリウム Vol.11
以上、秋葉原COMIC ZIN及びオータムリーフなどにて捕獲。
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)