10月2日(水)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [NOVELS] ラブライブ!-School idol diary- 小泉花陽(ISBN9784048917230)
- [COMICS] 艦隊これくしょん-艦これ-鎮守府生活のすゝめ Vol.1(ISBN9784047292338)
- [COMICS] ロイヤルビッチガーデン:蒼山哲(ISBN9784887744905)
- [COMICS] 避妊禁止地区:秋神サトル(ISBN9784887744929)
- [COMICS] 彼女の異常な発情:じゃこうねずみ(ISBN9784903714844)
- [MAGAZINE] まんがタイムきららキャラット 2013/11
以上、どこぞのアニメイト及び秋葉原オータムリーフ、COMIC ZINなどにて捕獲。
▼いろいろかんそーぶん
@ 『ロイヤルビッチガーデン』:蒼山哲(ISBN9784887744905)。エロ漫画。 COMIC MILF誌にて発表された長編+短編2編をまとめたもの。 ビッチ!ビッチ!ヤリマンビッチ!! 綺麗なお姉さんたちの裏の貌…魔性に魅入られた者はただ堕落するしかない。
- 「愛情と性欲は別腹なの」新婚ホヤホヤの実兄宅に居候することになった 弟のヒロユキ。根っからの善人で幼い頃から尊敬の対象だった兄・幸一と、 才色兼備の落ち着いた美人妻である義姉・姫華の 仲睦まじい様子を気恥ずかしくも微笑ましく捉えていたヒロだったが、 義姉・姫華はヒロの前で次第にその本性を現し始める。 のべつ幕無しに多数の男たちを自宅に招き入れ、 性の狂宴に浸るヤリマンビッチ…それが姫華の本当の貌だったのだ。 妻に絶対の信頼を置き、疑いすらしない兄の幸福を願うあまりに その事実を伝えられないヒロに対して、やがて姫華の誘惑が始まる…。 抗いがたい牝の色香の前に少年は……『渇き』全4話
- 料理は苦手だけれど、元気で明るくお茶目な僕のお母さん。 僕はそんなお母さんが大好きです。 でも、トラックに跳ねられかけた僕を庇って、 代わり跳ねられてから、お母さんの様子がなんだか変なんです。 ねえ、なんでどんどん肌の露出が増えていくの? ねえなんでそんなにベタベタ触ってくるの? ねえなんで舌舐めずりしてるの? お母さん思いのショタっ子と、過去にワケアリのお母さんとのラブラブ近親相姦…『母さんが元ヤリマンビッチで僕の貞操を狙っている』
- その苛烈な性格から女帝と呼ばれている美鈴マリア先生。そんな先生に憧れる生徒の一人だった僕だけれど、ひょんな事から先生が持つ秘密を知って…。強面女教師が持つもう一つの貌、それは……『女教師は2つの貌』
作者さん2冊目の単行本。今回はタイトルにある通りに「ビッチ」ヒロインに 拘った作品集となっています。「ロイヤル」要素は薄めですが:D 登場するヒロインは全員妙齢の成熟した女性揃い。 前単行本よりもさらにムッチリしたボリューミーな肢体を惜しげも無く晒し、 ビッチの称号に恥じない性への貪欲さを至るところで発揮してくれます。 乳房の大きさもですが、特筆すべきは下半身の太ましさでしょうね。 アウトとセーフの狭間を突く感じのギリギリのラインがたまりません:D そんな極上お肉は当然手のひらにピッタリフィット。沈みこむような それに全身を委ねたくなること請け合いです。
あとは表情がいいですね。特に今回は裏表のあるヒロインさんが多いため、 日常での清楚さ、精悍さと、エロシーンでの蕩けて爛れた表情とのギャップが グッときます。自らの企みに酔いしれる妖艶な表情や、 日常シーンでの可愛らしい少女のような笑顔などなど、 多面性をはっきりと印象づける特徴的なコマが多かったかなと。
メインとなるのは長編『渇き』。 ド淫乱のドビッチヒロインである姫華さんによって歪められるとある兄弟の様子を 描いた作品とも言えるかな。姫華さんは息をするように男性器をしゃぶる 根っからのビッチさん。そんな彼女がなんで善人なだけなご主人と結婚したのかと言えば あらすじにも書いた通りに「愛情と性欲は別腹」とのことで(^^;;;;; でもドノーマルなご主人では、姫華さんの心は満たせても、肉欲を満たすことが出来ずに…自宅に男たちを連れ込むは、義弟にちょっかい出すわと暴走開始。 そんな彼女をまるっと受け入れるためには愛情と性欲どちらも満たして上げなくてはならないわけです。やー、本当にその奔放さがいろんな意味で素敵な人です。 妻としては極めて高スペックで素敵な美人奥様なのがまた反則ですねぇ。 こんな人に迫られたら全力で逃げるか溺れるかしかないです:D____ 一途ビッチハァハァ。
あと、本作で良い意味で酷いなぁと思うのは、主人公であるヒロくんとお兄さんである幸一さんの過去エピソードをキッチリと挟み込んでいる部分ですかね。 一見すると良い兄弟エピソードなのですが、ラストを踏まえるとまったく別の様子が 浮かんでくるという…。善人が善人であることがかならずしも是ではない… いやはや世知辛いですわ。でも何者にも束縛されない快楽は私も愛してやまない部分なのでラストの爽快感は心地よかったです。
短編は『母さんが元ヤリマンビッチで僕の貞操を狙っている』がお気に入りですね。 ショタ姉系は大好物ですから:D__ それが母子となればごはん三杯は軽いです。 息子LOVEな元気で優しいおかーさんモードと、肉欲に焦がれるビッチモード どちらも魅力的でいいなぁと。どちらにしろ息子LOVEは代わらないのがいいですね。 まあ、LOVEの中の愛情比率がだいぶ違いますが。母ビッチサイコー。 あと本作で印象的なのは 「淫乱ヤリマンビッチが集うビッチ街」という概念が登場することでしょうか。 展開されるイメージシーンがいろいろ飛ばしてて吹きました。 作者さんのノリノリ具合が伝わってきたのも一因かな。 是非作者さんワールドの一要素として末永く登場していただきたい所です。 超こわいですが、一度は行ってみたいです、ビッチ街。
という感じで今回も満足度の高い一冊でした。 ヒロインさんのムッチリ加減や、ビッチという要素など、 ストレートな純愛系をお望みであればちょっと傾向が違うでしょうが、 人間の歪んだ部分や、歪んでるけど純愛などそういうラインが受け入れられて かつ淫乱お姉さんスキーであればチェックする価値のある一冊かと。 個人的にはオススメです。
あとがきのヒロインボテ絵は大変ご馳走様でした:D__ 欲を言えば本編なりでみたいところですが、高望みということで。
10月3日(木)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [BD] 神のみぞ知るセカイ 天理篇(Amazon)
- [COMICS] 薄花少女(1):三浦靖冬(ISBN9784091886323)
以上、秋葉原ヨドバシAKIBA及びCOMIC ZINにて捕獲。
10月4日(金)[日別]
▼いろいろかんそーぶん
@ 『避妊禁止地区』:秋神サトル(ISBN9784887744929)。エロ漫画。 COMIC Mujin誌にて発表された連作短編シリーズ+前後編をまとめたもの。 男たちの欲望のはけ口とされた少女達はその心を塗りつぶされ その身に子を宿し、堕落していく…。 属性的には輪姦、ボテ腹、快楽調教、母乳、近親相姦などなど。
- 体調不良を理由に長期欠席を続ける憧れのお姉さま・瑞希の自宅を訪ねたお嬢様・泉美。だがそこで彼女がみたモノは、実兄と繋がり乱れる瑞希の姿であった。兄妹の狂った関係を知った泉美は、瑞希を更正させようとするが、あっさりと瑞希兄の毒牙に掛かってしまい……『お姉さまが奪えない』
- 兄と瑞希…歪んだ兄妹の関係の始まり。それは瑞希らの両親の海外転勤話から始まった。一人残ることになり、元気のない兄を励まそうとした瑞希。だがその結果、瑞希は知ってしまう。兄が妹である自分を性欲の対象としていることに…そしてその欲望は現実に向けられて…『お兄ちゃん色に染められたあたし』
- 揃って兄のモノとなった妹・瑞希と泉美。大きく膨らんだお腹を抱えたままの登校、諸費用を稼ぐための売春。過酷な環境の中で過ごす少女達の想いとは…『お姉さまが可愛くて仕方ない』
- 無医島となった母の故郷の島へと、新たな医師として招かれた母と共にやってきた少女・小森。慣れない島の暮らしに不安を覚えていた彼女だったが、友人となった同い年の少女・あさぎや予想外に優しい島の住人たちと触れあい、 次第に順応してゆく。 だが、ある嵐の日、母とあさぎが島の複数の男たちの慰み者になっている様子を目撃してしまうのだった。信じられない光景に思わず逃げ出した小森だったが…… そして少女は島の真実を知ることになる。…『悦楽は永遠に牝だけのモノだ』前後編
秋神サトル名義では3冊目の単行本。前2冊同様に今回も極めて高いボテ腹率を 誇る素敵な一冊となっています。快楽にハマり、もしくはハメられ、 放蕩のSEX三昧の末に子を孕むという過程がしっかりしているので たいへんエロくてよいなぁと:D なお出産ネタやスカ、生まれたはずの子供… なんかの要素は今回はありませんので、参考までに。
絵柄や作画面。安定感はさらにアップ。人物に関してはみてて不安になるコマは ほとんど無くなったかなぁと。もっちりと柔らかそうな肢体と、大きな乳房は 強く母性を感じさせてくれてたいへんエロティックです。 キレイな顔を快楽に歪め、長めの舌を突きだしてアヘる様子はその快楽の強さを 感じさせてくれていいです。あと調教途中の嫌悪丸出しの表情が 堕落していくたびに緩んでいく様子も良いモノでした。 あとはやっぱりボテ腹でしょう。妊娠線もしっかり完備の本格派。 大きく張り出したお腹に乗っかる乳房という 構図はボテ腹スキー的にたまらないものが:D____ 学生の制服+ボテ腹という組み合わせの背徳感も素敵です。
連作シリーズ「お姉さまが奪えない」。憧れの人を救おうとする百合っ娘が、 兄妹の狂気の餌食になって共々堕落する様子をネッチリと描いたシリーズ。 泉美さんは百合っ娘さんなので、当然お姉さまである瑞希とはねんごろになりたい わけですが、そのあたりをまるっと利用されてサクッと落とされる様子が チョロくて良いなぁと:D___ 愛するお姉さまを堕落させた兄逸物を嫌悪しながらも、 自らも躾けられてしまい、その前に跪くをえなくなるという様子は たいへん征服欲を満たしてくれて良いものだったかと。 妹の瑞希さんとの関係の始まりも一話まるまる使って描いているのも好感触。 元々ブラコン気味だったのにつけ込まれて戻れないところまで連れてゆかれる 様子が良いなぁと。じわじわと追い詰める感じは素敵です。 そして異常が日常を侵蝕する三話目。歪んだ愛の結実の瞬間が見所です。
前後編「悦楽は永遠に牝だけのモノだ」。 孤島+因習というサスペンスの舞台のような舞台の上で繰り広げられる 乱交譚。逃げ場のない場所で、信じていたものに裏切られ、救いとなるはずの 蜘蛛の糸すらも奪われてゆく少女、小森さんが体験する日常が描かれます。 この人間の信用ならん感が作者さんの持ち味のひとつですよね(ぉぃ 逃れられない運命に塗りつぶされていくポニテっ娘の様子が悲惨です。 でもラストはハッピー感あるのが快楽調教系のいいところですね<???
今回も作者さんの得意な要素はしっかり保ちつつも、 間口を広げた一冊だったかと。得意要素がそもそもニッチという 話はありますが、入門し易さはやっぱり武器ですしね。 今後とも是非このへんの路線で道幅を広げる感じで活動して戴きたいものです。 属性ヒットする方にはオススメです。
10月5日(土)[日別]
▼いろいろかんそーぶん
@ 『彼女の異常な発情』:じゃこうねずみ(ISBN9784903714844)。エロ漫画。 COMIC真激誌にて発表された表題長編含む作品集。 ツンな彼女はエロ妄想家? ツンエロ娘がエッチな勘違いで大暴走!! 属性的には学生系、コメディ、柔らか巨乳、エロ妄想、痴漢、母娘どんぶりetc.etc.
- クラスいちの美少女と囁かれる東城梓。だが無口で無愛想な彼女は近寄り難い存在であった。だがそんな東城さんにはとある秘密が…。実はエロ妄想でいつも頭がいっぱいで、何気ない日常会話からエロワードを空耳しては発情するエロっ娘さんだったのだ。そんな秘密を彼女に憧れる伊野くんに知られてしまった…と「勘違い」した東城さんの暴走が今始まる!!…『彼女の異常な発情』前中後編
- コワモテが災いしてクラスで浮いた存在の南風原(はえばる)くん。そんな彼にしつこくつきまとってくるのはちょっぴり腐り気味の三つ編み眼鏡少女・足利さんだけ。どうやら風邪をひき休んだ彼女にプリントを届けにいったときに懐かれてしまったようなのだけど…。そんなある日、ひょんな事から二人で出かけることになって…。凸凹カップルのメイクラブ…『トリコじかけの腐女子』
- 色々ありつつもお付き合いを始めた東城さんと伊野くん。相変わらずエロ妄想と勘違いが止まらない東城さんに振り回されて…。始めて訪れた彼女の自宅で伊野くんを待っていたのは東城家の秘密、そしてエロいお母さん!? さらに東城さんはまた勘違いでもの凄い事を言い出してしまい…。果たして二人の運命は!?…『彼女の異常な発情FINAL』前後編
- 吊り目ポニテの彩夏ちゃんの悩みは、エッチな変態兄貴こと。夜討ち朝駆け当たり前で妹にちょっかいを掛けてくる兄に、憧れの先輩とのデートまで邪魔されて。もう許せない……お兄ちゃん、もう我慢出来ないよぅ……『イケない(秘)デート』
- 東西除霊大戦勃発!! 突如現れた洋物エクソシスト少女に日本の除霊(身体張ります)をみせてやれ!! 前単行本収録作の続編…『ようこそ!オカルト研究会へ 激闘編』
作者さん2冊目の単行本。店頭でパラ見してから購入。 シャープでスッキリとした美人系の顔立ちのヒロインさんが満載の一冊。 ヒロインさんたちは皆さんたいへんよく発育された肢体の持ち主揃い。 大きく盛り上がった乳房とほっそりとした腰のライン、服の上からは 小ぶりでスラリとしながらも、脱いだらスゴめなお尻が大変食欲をそそります:D___
エロシーン。魅惑のボディを縦横に使ったプレイが充実ですね。 しっとりとした質感の柔らかそうなボディを、汗や体液、ローションなどでデコレーションした様子は、たいへん扇情的でそそられます。掴めば手のひらの形に 馴染みきる大降りな乳房や、存在感のある美味しそうな乳首、 口淫の際に描写される唇もとても気持ちよさそうで良いですね。 あとは…小綺麗めな美人顔を羞恥に染めながら男性器を 頬張り、吐き出された白濁に塗れながら愛おしそうに男性器に顔を寄せる仕草や 色欲に溺れ、羞恥と欲望のままに自ら秘所を開いて発するはしたないおねだりなど たいへんいやらしく描写されており、満足度高めでありました。
メインとなるのは表題でもある「彼女の異常な発情」シリーズ。 ツンな美少女が妄想逞しいエロっ娘だったら? というシチュエーションでおくる ラブコメディです。やー、ともかくヒロインの東城さんの頭の中のピンク色っぷりと 小学生か!!と思わず突っ込みたくなるベタな空耳っぷりと、暴走っぷりが 愉快なシリーズでした。
一例を挙げると体育の授業で… 先生「じゃあ、各自ストレッチを」 東城さん「ひ、ひとりエッチ!?」てな具合で。
まあ、でもうん私もわりとエロ空耳はしちゃうので人のこと笑えませんけれどね(苦笑 コメディ色は強めですが、エロシーンは当然手抜かりありませんのでそのあたりは ご安心を。特にジリジリと高まっていく発情度と、それに伴って繰り広げられる 東城さんのエロ妄想、そして現実でも…と次第に盛り上がる感があるのも 良かったかなと。完結編のFINALでは東城さんのママさんも参戦したりと ゴージャス感のあるシリーズでした。
短編では「トリコじかけの腐女子」は「彼女の異常な発情」の番外編というか 幕間劇的なお話。DQN系な見た目の南風原くんと腐女子な足利さんという 一見不釣り合いな二人の微笑ましい様子が楽しい一本でした。 足利さんそばかすっ娘さんで腐女子でかつエロいという大変な御馳走様感が…。 「イケない(秘)デート」は強気系ポニテっ妹さんが変態お兄ちゃんの毒牙に 掛かってトロトロにされる様子がグッときましたね。嗚呼、やはりポニテはいい…。
という感じで満足度は高めの一冊でありました。 前単行本からはしっかりとレベルアップした内容となっており、 なかなか悪くない一冊かと思います。 全体的にコメディ調の明るめな展開揃いですので読みよいですしね。 カバーイラストなどに興味を惹かれたら是非。
10月8日(火)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] はねバド!(1):濱田浩輔(ISBN9784063879278)
- [COMICS] ゴッドバード(6):長谷川裕一(ISBN9784861769047)
- [COMICS] レーカン!(4):瀬田ヒナコ(ISBN9784832252301)
- [MAGAZINE] チャンピオンREDいちご Vol.40(Amazon)
- [MAGAZINE] COMICアンスリウム 007(Amazon)
- [MAGAZINE] COMIC舞姫無双 ACT.08(Amazon)
- [DOJIN] 従軍慰安艦赤城:めたもる(りょう 艦これ)
- [DOJIN] 愛宕とちいさな提督さん:ひぐま屋(野良ヒグマ)
以上、どこぞの書店及び、秋葉原COMIC ZIN、オータムリーフ、メロンブックスなどにて捕獲。
「チャンピオンREDいちご Vol.40」。糸杉柾宏「あきそら」のイラストブック目当てで購入。OAVのBD版とか出たからその流れかしらね?
10月9日(水)[日別]
▼昨日の捕獲
[COMICS][NOVELS]- [COMICS] 実は私は(3):増田英二(ISBN9784253221702)
- [COMICS] 彗星継父プロキオン(2):ツナミノユウ(ISBN9784063806496)
- [COMICS] 蒼のセカイと花咲くカラダ:星憑ネオン(ISBN9784887744943)
- [MAGAZINE] まんがタイムきらら 2013/11
以上、有隣堂ヨドバシAKIBA店、及びCOMIC ZIN、オータムリーフにて捕獲。
「実は私は(3)」。サイン会ありということで、 先日、頑張って電話して予約したですよ。次の日曜が楽しみです。 本編はヒロイン陣の横の繋がりを増やしつつ、それぞれの新たな魅力を 掘り起こしという感じで、コメディ分も恋愛分も絶賛強化中。 特に今回収録されているラストの話は、連載読んでて転げそうになった イチオシエピソードなので是非。てっきりみかんちゃん方面なんだと 思ったらとんでもない流れ弾がですね…。
「蒼のセカイと花咲くカラダ」。ティーアイネット系新刊。 さきうららから、星憑ネオンに改名して初の単行本は 異能に目覚めた思春期の少年少女を主人公にしたオムニバスシリーズ。 キャラクターの心の機微を大切にする作風は健在。 エロさと物語性の高さの両立具合は必見です。
▼いろいろかんそーぶん
@ 『蒼のセカイと花咲くカラダ』:星憑ネオン(ISBN9784887744943)。エロ漫画。 COMIC Mujin誌にて発表された、同一世界、同一の学園を舞台にした 読み切り短編シリーズをまとめた一冊。 多感な思春期にもたらされる超常の力に振り回される少年少女の物語。 悩みと苦しみの先に彼らを待つものとは。 属性的には、学生系、セーラー服、超能力、性欲処理、純愛、売春、強制アクメなどなど。
- 【コクーン】-繭- と呼ばれるそれは第二次性徴期の少年少女の多くが発症するとある奇妙な症状の総称である。 発症した者にはなんらかの「超常の能力」を得るが、 だいたい1,2ヶ月かけて次第に落ち着いてゆき、その力は消えてゆく。 「コクーン」発症のメカニズムには 思春期特有の性衝動が密接に関わっているため、その多くは性的な 要素を帯びることが多く、結果的に性的な抑圧を受けると暴走する危険性 も孕んでいる。このため、発症した者には定期的な性処理が推奨されている。 この物語で語られるのは6つの【コクーン】症例である。 「透視能力」、「超聴力」、「人狼化」、「性欲具現化」、「性獣群発」、 「素質抽出」、その力が少年少女に何をもたらすのか、では見てみよう。 …『コクーン』全6話、各話描き下ろしエピローグ付き
「さきうらら」から「星憑ネオン」に改名して初の単行本。 スラリとした肢体と卵形の整った顔立ちの美人系ヒロインさんが 大変麗しいのは健在です。
乳房や臀部など、特に今回はまだ思春期の ヒロインさんが多いためか、ボリューム感は控えめですね。 ですが、女性らしい丸みはしっかりと描き出されており、柔らかそうな 肢体は独自の魅力に溢れています。 おっぱいもちっぱいさんから程よいサイズまでですが、乳首責めや乳首吸いなど 完備ですし、与えられた快楽にきゅっと立ち上がって自己主張する乳首は たいへんエロチックです。
あとは表情が良いです。整ったキレイな顔を羞恥に染めて、快楽に喘ぐ様子は リビドーを否応なく擽ってくれます。歪められた繭、潤む瞳、戦慄く唇… どれを取っても魅力的ですね。全てを受け入れるような優しいキス。 そして愛おしげに男性器を頬張る姿も、 キレイなものを汚すという背徳感があってゾクリとさせられますね。
エロシーンは汗をたっぷりかきながらの熱烈な絡みが多めです。 正常位、後背位、駅弁、騎乗位など定番どころは完備。後背位がやや多めかな。 学園舞台ということもあり、セーラー服、それも半脱ぎ多めなのも 個人的には嬉しいところ。ぐちょぐちょに濡れた秘所に剛直を激しく 突き入れられ、ねちこい擦過音に囲まれながら、快楽の頂点を目指して 動き続ける様子はたいへん熱量が高く、濃密です。
メインとなるのは「コクーン」全6話。 全て同じ学園を舞台にした物語ですが、 横方向の繋がりは基本的になく、読み切りエピソードの集合体となっています。 どれも【コクーン】と呼ばれる超常の能力を中心としつつ、 思春期の少年少女の、いっしゅ普遍的な悩みや心の機微について描きだしている のが特徴的ですね。子供の身体から大人の身体へと変わることへの戸惑い、 青少年特有の潔癖感、与えられた万能感への酔いと、その限界を突きつけられた絶望、世界から拒絶される恐怖など、さまざまな想いの中に生きる 彼らの様子を見ていると、なんとも言えない懐かしさに囚われてしまいます。 まあ、そんな彷徨う自分を受け止めてくれる女の子居ませんでしたが(泣
基本的には能力に振り回される男の子たちと、そんな男の子たちを受け止める 女の子たちという構図ですかね。この時期はやっぱり女の子の方が早熟なのです。 なのでこう、疲れた心には、その優しさや母性が染みこむなぁと…(遠い目 各話ごとに描き下ろされている数ページのエピローグも特徴的で、 彼らのその後の人生の厚みを感じさせられる描写が印象深いですね。 ここは、ちょっと好き嫌いは分かれるかもしれませんが。
いちばん気に入ってるのは第一話のヒロイン・叶さんかな。 カバーイラストでもメインを張っている黒髪ロングの女の子です。 コクーンを発症し、苦しむ幼なじみのために性欲処理を買ってでる健気な子ですが、 まだまだ成長途中の未熟さを残す肢体や、控えめながらしっかりとした吐息など 破壊力抜群です。あと「…飲んじゃった」シーンの牝を感じさせる笑顔も ガツーンと来ましたね。 あとは第四話の三つ編み生真面目系副委員長の千崎さんも捨てがたい。 つるりとした賢げなおでこもいいですし、あくまでも生真面目さを保ちつつ、 能力に苦しむ好きな男の子のために、性欲処理を誘う姿がグッときます。 他のヒロインたちもみんなそれぞれに可愛いのですが、まあ切りが無いので特選で。
以上のように、エロはしっかりとやりつつも、キャラクターたちの心の動きも 大切に描写していくという丁寧な仕事は健在で、がっつりと楽しめた一冊でした。 その二つが密接に絡み合い、しっかり一つの流れになってるのがいいのですよ。 学生時代を懐かしく思い出しつつ、ぐぬぬと羨ましがれる、そんなお話揃い。 個人的には強くオススメの一冊です。
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)